永代供養墓の種類4つ|永代供養の概要からお墓選びのポイントまで

お墓
2024.03.01
永代供養墓の種類4つ|永代供養の概要からお墓選びのポイントまで

永代供養墓は、のちの世代に特定の墓地や墓石を残さないタイプのお墓です。永代供養は、現代の多様化する家族構成やライフスタイルに合わせたお墓の選択肢として、注目が高まっています。永代供養墓にはメリットも多いもののデメリットもあり、またその種類によっても特徴が異なるため、選ぶ際は十分な情報収集が大切です。

当記事では、永代供養の基本的な意味から、納骨堂型や樹木葬型など主要な永代供養墓の形態、選択時の大切なポイントまでを分かりやすく解説します。自分や家族にとっての大切な選択をする際の参考にしてください。

1. そもそも「永代供養」とは?

永代供養は、霊園や墓地の管理者が遺骨を預かり、施設が存在する限り永代にわたって「供養や管理を行う方法」です。

通常のお墓のように家族が維持管理をする必要がなく、最初に永代供養料を支払えば、その後の管理費は不要になります。この供養方法は、お墓の継承者がいない方や、お墓を持ちたくない方に適しており、現代の家族構成の変化に応じた選択肢として注目されています。

そして永代供養墓は、家族に代わって霊園や寺院が供養と管理を行う「お墓の形態」です。多くの場合、契約期間が設定されており、その期限が過ぎると他の遺骨と合祀され、合祀墓へ移されます。期限は、施設や契約内容によって33回忌や50回忌などさまざまです。

なお、永代供養とよく似た言葉に、「永代使用」という言葉があります。永代使用はお墓を建てる土地を永代にわたって使用する権利を意味する言葉です。基本的には一般的なお墓を建てる際に支払う費用ですが、永代供養墓の使用料として含まれているケースもあります。

2. 永代供養墓を選ぶメリット・デメリット

永代供養墓を選ぶメリットは、以下の4つです。

メリット
● アクセスがよい場所を選べる
● 管理の手間がかからない
● 子どもや孫の精神的な負担を減らせる
● 費用が比較的安い

永代供養墓はアクセスのよい場所に設けられることが多く、お参りしやすいことが特徴です。また、霊園や寺院が供養と管理を担うため、個別のお墓のように自分や家族で管理せずとも、お墓が荒れ果てる心配がありません。

加えて、永代供養墓は将来的に継承者を必要としないため、子どもや孫に精神的な負担を残さずに済みます。

一般的な継承墓に比べて安価であることが多く、初期費用の他に年間の管理費も発生せず、経済的な負担が少ないのも大きな魅力です。生前に一括で支払いを済ませることができるため、自分が亡くなった後の家族への金銭的な負担も軽減されます。

永代供養墓を選ぶ際のデメリットは以下の通りです。

デメリット
● 合祀後は遺骨を移動できなくなる
● 親族との話し合いが必要になる
● 墓参方法や納骨できる人数に制限がある

永代供養墓では最終的に他の方の遺骨と一緒に供養されるため、遺骨を取り出すことはできません。改葬する可能性がある場合には特に注意が必要です。また、永代供養墓に対する既存のイメージが強い親族や、一般墓の伝統を重んじる親族がいる場合、説得に時間がかかることがあります。

一般のお墓と異なり、お参りの場所が限定されたり、火気使用が制限されたりすることもあるため、事前の確認が必要です。納骨できる上限人数が決まっており、追加で遺骨を納骨する際には新たな契約が必要になる点もデメリットと言えるでしょう。

3. 永代供養墓の主な種類4つ

永代供養墓には、その形態によって4つの主な種類に分けられます。種類によって、それぞれ見た目や特徴、メリット・デメリットが異なり、利用者のニーズに合わせた選択が可能です。

ここからは、永代供養墓の4つの主なタイプについて、それぞれの特徴や違いを詳しく解説します。

3-1. 納骨堂型

納骨堂型は、屋内に設けられた遺骨を預けられる施設です。ロッカー式や自動搬送式などさまざまな形態があり、契約期間が終了すると合祀されます。

納骨堂の主なメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリット ● アクセスのよい場所に多い
● 屋内にあるため、天候に左右されずにお参りができる
● 管理の手間が省け、トータル費用を抑えられる
デメリット ● スペースに限りがあるため、お供え物の内容に制約がある
● 施設によって内装や設備のグレードに差がある

納骨堂型の費用相場は、「約30万円~」が目安です。ただし、施設によって費用は異なり、都心部などアクセスがよい場所や設備が充実した施設では高額になることもあります。納骨堂を選ぶ際は、利用条件や費用について十分に確認することが重要です。

3-2. 樹木葬型

樹木葬型は、墓石の代わりに樹木を礼拝対象とするお墓のスタイルです。このタイプでは、シンボルツリーの周辺に遺骨を埋葬し、自然に還る形で供養します。1人1本の木を植えるタイプや大勢で1本を共有するタイプ、木でなく花壇のようになったタイプなど、さまざまです。

樹木葬型の主なメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリット ● 墓石が不要で費用を抑えられる
● 自然を感じながらお参りできる
デメリット ● スペースの都合上、粉骨が必要な場合が多い
● 人工樹木を使用するところがある
● 郊外にあるケースが多く、アクセス面で不便。

樹木葬の費用相場は、埋葬タイプによって大きく異なります。合祀型の場合は「約10万~30 万円」と比較的安価である一方、個別型や家族型になると「約50万円~150万円」と高額になる傾向です。

3-3. 個人墓型

個人墓型は、一般的なお墓の形をした個人用のお墓がついた永代供養墓です。故人一人ひとりに墓石が立てられ、契約期間中は個別に供養を行い、期間終了後は霊園内の合祀墓に移されます。

個人墓型の主なメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリット ● 個別の墓石により、故人への供養が個別に行える
● 家族がいなくても契約できる
デメリット ● 合祀の後は墓石がなくなる
● 費用が比較的高い
● 対応する霊園が少ない

個人墓型の費用相場は「約70万円~200万円」です。契約内容によっては、夫婦など複数人での利用も可能ですが、追加料金が発生する場合があります。

3-4. 合祀墓型

合祀墓型は、複数の方の遺骨を初めから1つの墓に共同で納める方式です。この方法は、他の方々と一緒に埋葬されるため、費用と管理の負担が少ないのが特徴です。基本的に、個別の供養や法要は行われません。

合祀墓型の主なメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリット ● 費用が低く、経済的に負担が少ない
● 管理の手間がかからない
● 檀家でなくても入れる
デメリット ● 個別のお墓参りや供養ができない
● 遺骨を取り出しての改葬や分骨ができない

合祀墓の費用相場は、「約3万円~30万円」です。合祀墓は、費用が抑えられる一方で、個別の供養が難しいという点に注意が必要です。

4. 永代供養墓を選ぶときのポイント

永代供養墓を選ぶ際のポイントは、主に以下の2つです。

●アクセスのしやすさ
永代供養墓の場所は屋外か屋内かによって、お墓参りのしやすさが異なります。特に雨の日や寒い季節にお参りすることが多い場合や、車椅子や杖を使う方がいる場合、アクセスのよさは重要です。定期的なお墓参りを考えると、好立地の施設にある永代供養墓を選ぶとよいでしょう。

●供養方法に納得できるか
永代供養墓は宗教や宗派を問わないことが多いですが、宗派によって定められた供養方法を望む場合は、事前に対応しているかどうか確認する必要があります。また、合同慰霊祭などの供養の仕方にも納得できるかを考え、選択することが大切です。

以上のポイントを考慮し、自分や家族にとって最適な永代供養墓を選びましょう。また、法要の形式や追加の費用の有無についても、詳細を把握しておくと後悔せずに済みます。

まとめ

継承者がいなくなっても供養を続けてもらえる永代供養墓には、種類や施設ごとにメリットとデメリットが存在します。選ぶ際は、アクセスのしやすさや供養方法などに、自分や家族が納得できるかが重要です。

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